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SAGINOMIYA Corporate Site Renewal

企業理解・製品理解の促進につながるコーポレートサイト構築

Client
株式会社 鷺宮製作所
Date
2024.4
Scope
WEBサイトリニューアル, コンテンツ企画・開発, 戦略策定・要件定義, CMS導入, インフラ構築, 映像制作, 写真撮影

1940年にベローズ(伸縮自在な金属管)の研究からスタートし、その後ベローズの応用製品などを手掛け、現在は自動制御機器事業、試験装置事業であらゆる産業でビジネスの幅を広げている鷺宮製作所。 オフィスや自宅のエアコン、自動給湯システム、スーパーやコンビニのショーケース、自動車や電車等、日常生活のあらゆる所でサギノミヤの「自動制御機器」や「試験機」が活躍しているが、もっと多くの業界や市場を開拓していたくために、Webサイトの活用方針の見直しを実施。

新しい業界や市場を開拓するために、新規顧客に向けてサギノミヤをもっと知ってもらいたい、 また、既存顧客に向けて使いやすいコーポレートサイトを目指したい、という2つの思惑があり、企業イメージが伝わるPR文脈の側面と、利用者が使いやすいWebサイトという機能的な側面、その両方でデザインを検討する必要がありました。

まずは、新規顧客に向けてどの様なコンテンツ訴求をすべきかを整理するために、自動制御機器事業、試験装置事業の事業部の方々にお話を伺い、顧客からのご相談やお問合せ状況などを現状(As-Is)と目指すべき姿(To-Be)で整理し、顧客の課題/ニーズに対して提供できる製品を整理し、コーポレートサイトに必要な情報やコンテンツを整理していきました。

次にクリエイティブの方針検討にあたり、サギノミヤらしさをどういったイメージで表現すべきかを検討しました。鷺宮製作所は「創業の精神」を体現する「社是」を企業理念の根底に据え、最も重要な価値観としています。そこで、新たなブランドイメージを構築する代わりに「ブランド・アーキタイプ」という12種類の人格になぞらえるフレームワークを用いて、サギノミヤの企業イメージを探り出していきました。

クライアントとの協議の上、サギノミヤらしさとは援助者/Caregiverのアーキタイプに近いと仮説づけました。これは鷺宮製作所が掲げる社是や、ベローズ開発のきっかけに「若い飛行士の命を救いたい」という思いがあったことから、「人のために」がサギノミヤの根源であると考えられるためです。そして、サギノミヤらしさと製品の機能に通じる要素、それは「だれか/なにか」のために動くということ。その製品が誰のために、何のためにあるのかを表現した動画をメインビジュアルに据え、カラーや写真のトーンなどもあえて工業的な雰囲気に寄せすぎず、明るさや安心感を感じられるような表現を目指しました。

また、サギノミヤの製品はBtoBが対象となりますが、既存顧客が屋外にいる際に製品情報を閲覧する機会もあるため、スマホデバイスによる製品ページの視認性/可読性への配慮や、目的の製品にたどり着きやすい階層構造の見直し、検索機能の追加、ローカルナビゲーションの整理など、PRや表現へのこだわりだけでなく、Webサイトの機能的な側面でも見直しを行いました。

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