重視したのは、旭化成ブランドを浸透させていくためのフレーム設計です。今回のリニューアルは、旭化成がAdobe Experience Manager (AEM)を実装して構築するグループ共通Web基盤に、グループ内の各サイトを集約することを見据え、長期的に運用・展開できる情報構造とデザインシステムの整備を目指しました。 コーポレートサイトの役割は、まず旭化成という企業を知ってもらうことです。そのうえで、目的を持って訪れるユーザーが、必要な情報へスムーズにたどり着ける導線を設計。イラストとビジュアルで情報の強弱をつけ、内容を直感的に把握しやすい構成にしています。
Oneness for good design.
Moving toward to
a better future together.
旭化成株式会社 コーポレートサイトリニューアル
旭化成ブランドの一貫性を支えるデザインシステムの構築
- Client
- 旭化成株式会社
- Scope
- WEBサイトリニューアル, UIデザイン
旭化成株式会社は、「ヘルスケア」「住宅」「マテリアル」の3領域で多様な事業を展開するグローバル企業です。数多くの事業組織やグループ会社を持つ一方、各サイトが個別に情報発信やブランディングを行ってきたため、企業ブランドの一貫性を担保することが課題でした。 アクアリングは、旭化成グループの顔となるコーポレートサイトのリニューアルを通じて、ブランド認知の向上、ユーザー体験の設計、運用におけるブランド一貫性の維持という3つの視点から支援を行いました。
旭化成では、「知的」「躍動的」「型にはまらない」といったブランドホイールをはじめ、旭化成らしさを表現する指針をブランドガイドラインで定めています。Webサイトは「知的」をベースに、グラフィックや写真表現によって「躍動的」「型にはまらない」といった要素を補完し、旭化成らしさが伝わる体験へと落とし込みました。 大きなポイントとなったのが、AEMのEdge Delivery Services(EDS)を前提とした設計です。EDSは標準パーツを軸とした運用が推奨されているため、汎用性とブランド表現の両立が問われます。旧サイトの部品を分析し、画面幅や表示パターン、部品同士の関係性まで整理し、構造的なデザイン設計を行いました。
プロジェクトでは、旭化成、Adobe、アクアリングの三者が密にコミュニケーションを取りながら、AEM本来の設計思想と旭化成らしいブランド表現の両立を目指しました。アクアリングはデザインフェーズに特に時間をかけ、実現可能性とシステム側の考え方、表現意図を丁寧にすり合わせました。Adobeからは「AEMの思想を活かした、非常に良いプロジェクトだった」と評価されています。