なるほどなごや!名古屋の魅力を深堀して紹介!喫茶店文化のルーツは茶の湯?

デザイナー

宮﨑 航平

こんにちは!生まれも育ちも名古屋の宮﨑です!なんだかんだで今年で23歳になりました。20歳を過ぎてから一日がとても早く感じています。

名古屋のマーク

混沌とした名古屋の魅力の発掘

さて、僕の記事では、地元名古屋にフォーカスを当て、名古屋の魅力を深堀して紹介していきたいと考えています。名古屋に長年住んでいて、県外の人からよく言われることが、

「名古屋の人って県外に出ないよね?」「名古屋って何が一番魅力なの?名古屋弁って何?」「住みよい街ってどういうこと?」名古屋に22年間生活している僕ですが、魅力はたくさんあるけれど、これといった魅力がすぐに思い浮かびません。それはなぜなのか?と理由を考えた時に、魅力がたくさんあることで、個々の魅力が埋もれてしまっていることが理由の一つではないかと思いました。

そこで、その埋もれた名古屋の魅力を一つ一つ深堀して紹介し、なんとなくよい名古屋の魅力を、「なるほどな!」と理解してもらえるような魅力に変えていきたいと考えています。

第1回目、名古屋の喫茶店文化を深堀

第1回目は、「名古屋の喫茶店文化」をテーマに魅力を深堀して紹介したいと思います!「名古屋の朝はモーニング!」と名古屋育ちの私は当たり前に聞こえるのですが、このモーニングとはなんぞやという方もいるかもしれないので、今回は名古屋の喫茶店文化について詳しく紹介したいと思います。

名古屋のモーニング写真

1.名古屋のモーニングとは

喫茶店のモーニングサービスのことで、コーヒーやドリンクを注文するとトーストや、ゆで卵などが無料でついてくるシステムです。おまけみたいなものですね。「モーニング行こ!」という感じで略称で呼ぶことがほとんどです。

茶の湯の写真

2.茶の湯の文化がルーツ

そもそも、名古屋の喫茶店文化は茶の湯の文化が背景にあると言われています。尾張藩政期、この地では武家、商家ともに茶道に熱心でした。加えて自然環境に恵まれていたので、農業の生産性が高く、庶民の暮らしにもゆとりがあり、お茶で一服する習慣が根づいたのではないかと考えられています。茶の湯のおもてなし精神は喫茶店の店主に引き継がれ、お客さんに満足してもらいたいという思いが、モーニングなどのおまけサービスにつながったとも考えられています。

コーヒーの写真

3.苦みの強いコーヒーと名古屋めしとの関係

名古屋の喫茶店のコーヒは、元々深煎りで苦みが強いのが特徴です。もともと、喫茶店でコーヒーをすするのはランチ後のビジネスマンが多く、味噌カツや味噌煮込みうどんなどの味の濃い名古屋めしでお腹を満たした後。濃い味の名古屋の料理に負けないよう、喫茶店のコーヒーも飲みごたえがある深煎りになったと考えられています。名古屋喫茶店の文化は、この地ならではの歴史や精神に基づいたれっきとした文化(名古屋めし)と言える気がします。皆さんもぜひ、名古屋に遊びに来たら喫茶店を訪れてみてはいかがでしょうか。

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