カゴメ株式会社 様

アジア各国での現地調査と、多言語コンテンツの制作

海外での現地調査、多言語コンテンツ制作

kagome tomato juice

香港、シンガポール、ウランバートルなどで実施した外国人ユーザーに対するヒヤリング調査に基づいて、多言語SNS運用に関するレポートを作成し、さらに海外でのFacebookコンテンツ実運用のサポートをさせていただきました。また、Facebookコンテンツをアーカイブとして集積していくために、英語、繁体字、モンゴル語でグローバルブランディングサイトを構築しました。

課題:野菜に対する各国のイメージの違い

野菜に対するイメージや摂取習慣というのは国ごとに大きく異なっています。国によっては、野菜が健康に及ぼす良い影響について、十分に認識されていない場合もあり、仮に野菜が体に良いものと認識されていても、野菜をジュースとして飲用する習慣がない場合もあります。

また、野菜の魅力や、野菜ジュースの効用について、多言語で複数の国にまたがって発信していくにあたって、どういうコンテンツをどういうタイミングで発信していくべきなのか、というのが難しい問題でした。SNSの分析ツールを利用すれば、コンテンツごとの反響の傾向は明確になりますが、なぜあるコンテンツがA国で評価が高く、B国で評価が低いのかが分からず、運用の指針を考えていく上で課題が残ります。

アプローチ

実際に、多言語facebookのコンテンツ制作に携わらせていただきながら、並行して、香港、シンガポール、ウランバートルでカゴメの野菜ジュースを販売している店舗において、現地のユーザーに対するヒヤリング調査を実施しました。

現地の調査員と連携して10分程度のヒヤリング調査を各地で50人から実施。国ごとの嗜好、野菜摂取に対する意識、ブランド認知、発信されたfacebookコンテンツに対する印象などの聞き取り調査とSNS分析ツールの結果を併せて運用のための指針を策定しました。

指針に基づいて、外国人ユーザーからの要望の多かった日本らしさを伝えるためのコンテンツを追加するなど、Facebookコンテンツの運用改善を行っていくとともに、過去のコンテンツをアーカイブとして集積してくためのグローバルブランディングサイトを構築しました。

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